2018年3月24日土曜日

八ヶ岳、、、、その成り立ち!

北杜市役所主催の講演会に出向きました。
そもそも、山は上下運動で出来た、、、の考えが、1968年あたりから水平運動で出来た、、、と大きく変化した・・・「プレートテクトニクス」。

南アルプスは約4000万年から1000万年前に花崗岩で成立、瑞牆山は100万年前、八ヶ岳は100万年~10万年前の安山岩。富士山は一番若くて1万年前のパラジュウム多い玄武岩で成り立っているそうです。
ドイツのナウマン博士、1886年に山梨に来て平沢峠からの眺望で、八ヶ岳・南アルプスとの間に大きな「へこみ」を発見、北に遡ると新潟糸魚川まで、南はふた筋に。これ糸魚川静岡構造線。
八ヶ岳からひとつは甲府経由関東平野へ、も一つは南方からのプレッヤーで西方にグッグと屈曲して静岡方面に、そのまま中央構造線となり紀伊半島、四国方面へ。
甲斐駒の花崗岩は崩落を繰り返し武川白州に堆積し、その結果美味しい「南アルプスの水」を産みだしているそうです。
七里岩(小淵沢から韮崎までの長い岩)は八ヶ岳の阿弥陀岳の崩落跡との考証あり、、、、、、、
百万年前のお話!
地球離心率の研究が進み、過去の寒暖の差がはっきり分かってきて、八ヶ岳にも極めて寒い時期があり、もしかしてライチョウが居たかも、、、、の「おとぎ話」がありました。




0 件のコメント:

コメントを投稿